« 全身タイツ(ぜんしんタイツ) | メイン | 桃華月憚 »

ヴァイエイト (Vayeate) とメリクリウス (Mercurius)

ヴァイエイト (Vayeate) とメリクリウス (Mercurius) は、テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器(モビルスーツ・MS)

両機は兄弟機の関係にあり、武装と機体色以外はほぼ同一機体である為、本項で併記する。また、外伝作品『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』
ヴァイエイトとメリクリウスは、OZに身柄を拘束された5人のガンダム開発者が共同開発した試作MSである。

アフターコロニー(A.C.)195年から遡る事20年前のA.C.175年、彼等5人が開発した史上初の戦闘用MSトールギスは、後の全てのMSの原初でありながら、それらの多くを超える高性能機として設計された。「あらゆる戦場に適応可能な汎用性を備え、いかなる状況でも単機で勝利を得られる最強の機体」。科学者達はこの理想を実現すべく、様々な新技術をこの機体に投じた。そして建造された機体は、要求に相応しいスペックを達成したものの、躯体の限界まで詰め込まれた機能は必然的にそのサイズを大型化させ、製造・運用コストを大きく悪化させてしまった。

この反省を踏まえ科学者達は発想を転換。機能を2つの機体に分割しそれらを徹底的に追求・特化、同時に単機毎の大型化の抑制を図った。そして、2機1組での連携運用を前提とし、互いの機能を補完し合う事で総合的な汎用性を付加しようとしたのである。

こうして誕生したヴァイエイト、メリクリウスは、それぞれ攻撃、防御に特化された双子のMSとして完成された。なお、コンセプト上はトールギスの発展系に当たるが、実際の設計はトーラスをベースとしている。また、この2機は後のモビルドール(MD)開発のテストベースとしても利用され、その装備は初の本格的MDであるビルゴへと継承された。

5博士の作品らしく、「最強の矛と盾」という極端な設計思想の機体となっている。

ヴァイエイト
諸元 ヴァイエイト
形式番号 MZ-13MSX1
所属 OZ
ホワイトファング(MD仕様機)
開発 ドクターJ
プロフェッサーG
ドクトルS
H教授
老師O
製造 OZ
生産形態 試作機
全高 16.3m
重量 7.3t
装甲材質 ガンダニュウム合金
武装 ビームキャノン
搭乗者 トロワ・バートン
ヒイロ・ユイ
機体解説
ヴァイエイトとは、エジプト神話の女神“ヴァイエト”(ハウヘト、またはヘヘトとも)に由来する名である。頭部に1本のアンテナを持つ青い機体は、「最強の矛」というコンセプトの元、遠距離砲撃戦に特化した機体として開発された。
武装は大型ビームキャノン1挺を除き一切の装備を持たないが、対として行動する防御・接近戦型のメリクリウスの護衛を前提としている為、不用意な接近戦や単独行動を行わない限りは左程問題とされなかった。
武装
ビームキャノン
ヴァイエイトのビームキャノンは、背部に背負った円形の大型ジェネレーターから、有線で砲身へのエネルギー供給が行われる。その威力はウイングガンダムのバスターライフルを上回り、同時に高い連射性も併せ持つ。更にジェネレーター直結式とした事で、カートリッジ方式のバスターライフルの欠点であった弾数制限の問題も解消されている。
後のビルゴでは、出力・コストを抑えた簡易型が標準装備された。また、アルトロンガンダムのビームキャノンにも本武装の技術が応用されている。
劇中での活躍
OZ宇宙軍のMS開発区において、レディ・アンが5人の科学者からヴァイエイトとメリクリウスの解説を受けているところを、侵入したヒイロが完成度50%(上半身のみ)のヴァイエイトを起動し、ビームキャノンを発射するも、同じく完成度80%のメリクリウスのプラネイトディフェンサーに無効化され、双方エネルギー切れで機能停止する。完成後はテストパイロットとしてトロワが搭乗し、ヒイロのメリクリウスと共に任務に当たる事になる。
MDトーラスを率いて、サンクキングダム大使として宇宙に上がったゼクス・マーキスのトールギスに攻撃を仕掛ける。その最中、トールギスに接近戦を仕掛けるヒイロを援護するかのように装いつつ、トーラスをビームキャノンで巧妙に破壊するという器用な芸当で、OZのMDを確実に減らしていく。
その後、未確認のガンダムがOZの基地やコロニーの破壊を始めたという情報が入り、それを迎え撃つ為に再び出撃する。それがカトルによるものであると知るトロワは、デュオと五飛の新型機の完成とタイミングを合わせて再びOZに反旗を翻そうと考え、カトルの乗るウイングガンダムゼロの性能を見極めようとする。
しかしゼロシステムに取り込まれ、理性を失ったカトルは容赦無く2人を攻撃。トロワはカトルを説得を試みるが、ゼロのツインバスターライフルにより機体が半壊するダメージを受ける。更に止めの一撃を撃たれようとするヒイロのメリクリウスを庇い機体は爆発、トロワは宇宙空間に投げ出される。
後にホワイトファングに拘束された5人の科学者によって、トロワの戦闘データが組み込まれたMDとしてメリクリウス(こちらにはヒイロのデータを搭載)と共に再建造される。リーブラに潜入してデータを持ち出したヒルデを追い詰めるが、助けに入ったデュオによってメリクリウス共々撃破された。
アビリティレベル
(リーオーをオールレベル100として換算)
トゥー リアル ハイティ コンドー ひろこんは ィヨルド むげ カナダドル うらら カッコ ハック モンテレイ オープ よなぐす ホルトノ スープ うとぐ ばくごう ジュア マズル サイエン 黄かぶ レーティ ユースケ ミズーリ すわ最適 ファミ アーカン 白いページ スカラップ ジャン イカリモン シルバ アウディ シャトー ラッキー ワック はます 探偵物語 ドーラン 一粒万倍 けんこう メッセ りあん ノーム フラップ ハンム セルロ チャプター 天安日本

ファイティングアビリティ:レベル110
ウエポンズアビリティ:レベル160
スピードアビリティ:レベル125
パワーアビリティ:レベル110
アーマードアビリティ:レベル130

メリクリウス
諸元 メリクリウス
形式番号 MZ-13MSX2
所属 OZ
ホワイトファング(MD仕様機)
開発 ドクターJ
プロフェッサーG
ドクトルS
H教授
老師O
製造 OZ
生産形態 試作機
全高 16.3m
重量 7.3t
装甲材質 ガンダニュウム合金
武装 クラッシュシールド
ビームガン
プラネイトディフェンサー×10
搭乗者 ヒイロ・ユイ
カトル・ラバーバ・ウィナー
機体解説
メリクリウスとは、ローマ神話の神“メルクリウス”(マーキュリー)に由来する。頭部に2本のアンテナを持つ赤い機体は、「最強の盾」を目的として開発された。
防御に重きを置いたこの機体は、背部に搭載されたプラネイトディフェンサーを駆使し自機、そして砲撃型のヴァイエイトを護衛する。また、接近戦にも秀でており、ヴァイエイトよりもパワーを重視したチューンが施されている。
武装
プラネイトディフェンサー
背部に計10基装備される円盤状のフィールドジェネレーター。強力な電磁フィールドを発生させ敵のビームを弾く。対ビーム防御用に開発されたがマシンキャノンやミサイルなど実体弾・物理的衝撃にもある程度有効。ジェネレーターは分離後それぞれ独立して行動し、防御範囲を自在にコントロール可能。その際僚機のビーム兵器とは同期が取られその使用を妨げない。一般的なビームならば理論的には1基だけでも十分防ぎうるがMSの前面を覆うには3基程度は必要になる。密度を高めればビームサーベルの斬撃すら無効化するが、ウイングゼロのツインバスターライフル級のビームに対しては数度の防御が限度、高指向性のレーザー兵器にはフィールドを貫通されてしまう等、決して無敵の装備では無い。
小説版ではTV版と異なり、一貫してビームのみを防御し実体弾には防御効果を持たない兵器として描かれている。
ビルゴには4基、後継機のビルゴIIには8基のディフェンサーが装備された。また、ガンダムデスサイズヘルのアクティブクロークも同様の技術が応用されている。
クラッシュシールド
円盤形の専用シールド。通常の防御はプラネイトディフェンサーで充分まかなわれる為、専ら中央部から高出力ビームサーベルを用いた格闘戦に使用される。シールドとしての性能も高く、完全防御こそできないもののツインバスターライフル級のビームも威力を減免し持ち堪える。このサーベルに用いられた粒子加速技術は、アルトロンガンダムのツインビームトライデントにも応用された。
ビームガン
ピストル状の小型ビーム砲。ガンダムの頭部バルカンと同じく基本的に近距離防御用の装備。威力は必要最低限に抑えられ、出力・射程共に量産機のビームライフルにすら劣るが連射性と取り回しに優れ、格闘に交えての使用が容易。
劇中での活躍
潜入したヒイロによって上半身のみ建造された状態のヴァイエイトのビームキャノンで危うく破壊されかけたが、間一髪でプラネイトディフェンサーを起動した事で難を逃れる。その後テストパイロットとしてヒイロが搭乗し、トロワのヴァイエイトとコンビで任務に当たる。
サンクキングダム大使として宇宙に上がってきたゼクスのトールギスと交戦、プラネイトディフェンサーでトールギスのドーバーガンを防いでいる。
カトルがウイングゼロでコロニーの破壊を始めると、再びトロワと共にヒイロがメリクリウスで出撃。ゼロと交戦の末、大破したヴァイエイト共々OZに回収される。
捕虜となったヒイロがゼロで暴走を始めると、カトルは回収されたメリクリウスに乗ってヒイロの前に立ち塞がり、プラネイトディフェンサーでゼロの動きを封じる。カトルはメリクリウスの自爆でゼロを破壊しようとしたが、ゼロは生き残った。
後にホワイトファングに拘束された科学者達によって、ヴァイエイトと共に再度建造され、ヒイロの戦闘データが組み込まれたMDとして復活する。2機はリーブラのデータを持ち出したヒルデを追い詰めるが、助けに入ったデュオにヴァイエイト共々撃破される。
アビリティレベル
(リーオーをオールレベル100として換算)

ファイティングアビリティ:レベル150
ウエポンズアビリティ:レベル100
スピードアビリティ:レベル125
パワーアビリティ:レベル130
アーマードアビリティ:レベル130

メカニックデザインはカトキハジメ。デザインモチーフは日本の風神と雷神である。デザインした時点ではカトキは搭乗者がヒイロやトロワになると知らなかった為、「主人公が乗るには悪役風にデザインしすぎたかもしれない」との言がある。

なお、スーパーファミコンソフト『新機動戦記ガンダムW エンドレスデュエル』では、ヴァイエイトにはレディ・アン、メリクリウスにはルクレツィア・ノインがそれぞれ搭乗している。ヴァイエイトの必殺技はスマッシュ・ニー、ビームキャノン。メガ必殺技はメガビームブラスト。メリクリウスの必殺技はシールドクラッシュ、プラネイトディフェンサー、プラネイトアタック。メガ必殺技はプラネイトサンダー。

バリエーション

ヴァイエイト・シュイヴァン
諸元 ヴァイエイト・シュイヴァン
形式番号 MZ-13MSX1B-S
所属 OZプライズ
製造 OZ
生産形態 試作機
全高 16.3m
重量 不明
装甲材質 ガンダニュウム合金
武装 ビームキャノン×2
搭乗者 ソリス・アルモニア
ヴァイエイト・シュイヴァン(Vayeate Suivant) は、プラモデル企画及び漫画『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』に登場するOZプライズの攻撃用試作型MSである。

ビームキャノンを2基に増備し、更に強力な砲撃能力を持つ。ヴァルター・ファーキルのハイドラガンダムの親衛隊機として配備されたが、後にグランシャリオから砲撃され撃破された。なお「シュイヴァン(Suivant)」とは仏語で「次の」の意である。

メリクリウス・シュイヴァン
諸元 メリクリウス・シュイヴァン
形式番号 MZ-13MSX2B-S
所属 OZプライズ
製造 OZ
生産形態 試作機
全高 16.3m
重量 不明
装甲材質 ガンダニュウム合金
武装 ビームサーベル
ビームガン
ディフェンサーネット
搭乗者 ルーナ・アルモニア
メリクリウス・シュイヴァン(Mercurius Suivant) は、プラモデル企画及び漫画『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』に登場するOZプライズの防御用試作型MSである。

メリクリウスから更に防御能力が向上し、プラネイトディフェンサーを攻撃へと応用できるようになった。ヴァルター・ファーキルのハイドラガンダムの親衛隊機として配備されたが、後にグランシャリオから砲撃され撃破された。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.awibss.com/blog/mt-tb.cgi/456

About

2009年01月27日 07:16に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「全身タイツ(ぜんしんタイツ)」です。

次の投稿は「桃華月憚」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35